記憶のお店

えいさく

2006年07月25日 13:09

凄い偶然です、いや運命すら感じます。
何から話そうか・・

とにかく大野ヶ原について人に聞いて『山本美奈』さんをついに見つけました。
そこは『ミルク園』というお土産やアイスクリームのお店で側に二つ屋根の
トイレがあります。



その二つ屋根のトイレを見た瞬間に思い出したのです!



・・8年前オイラは四万十川源流を目指して険しい山道を走っていました。

すると突然目の前が開けて素晴らしい景色の高原に出たのです。
そこには一軒のお土産屋さんがありアイスクリームも売っています。
険しい山道で疲れきっていたので休憩も兼ねてアイスクリームをひとつ
頼みました。



食べた瞬間あまりの美味しさにオイラは日本一周を終ったらここに戻って
酪農でもやろうかな、その時は本気で思っていました。

旅して何処が良かった?と聞かれたら北海道もそうですけど、四国も
必ずお勧めするのはこの記憶があるからです。

今回も四国カラストを目指してたのは、もう一度・・ムリかもしれないけど
できれば記憶のお店を探してあのアイスクリームを食べたかったからなんです。

そうです『山本美奈』さんが居た店はまさしく『記憶のお店』でした。
(本当に本当の話です)

『記憶のお店』は『山本美奈』さんの実家で家族でやられているそうです。
とにかく校長先生から預かったメッセージの書いた名刺を無事渡す事が
できました。



実は『山本美奈』さんは難聴で耳が聴こえません(少しは聞き取れるそうです)
だから校長先生はメッセージというかたちでオイラに託したんだと気付きました。

名刺の裏には

「山本美奈さんお元気ですか、あなたらしくマイペースで頑張ってくださいね」

と短いけどシンプルで思いやりのある文章が書いてあり、『山本美奈』さんの
驚きと喜びの表情を見てるとオイラも凄い幸せな気持ちです。

校長先生、たしかに届けましたよ。
そしてオイラからもこの素敵な出会いを有難うございます。
お礼に思い出のアイスクリームをご馳走になりました。
食べるとこの偶然の出来事と懐かしい思い出で涙がでてきちゃった。

『山本』さん達と約束しました、またいつか、今度は家族で必ず来ます。